水痘ウイルスによる全身感染症です。症状は、微熱と、全身の皮膚や粘膜の水疱です。水疱は頭皮や口の中にもでき、痛くて食事ができなくなることもあります。水疱は自然につぶれ、数日でかさぶたになり治癒します。かさぶたになった部分は後まで皮膚に跡が残ります。
水疱は痛みはあまりありませんが、むしろかゆみが強く、かきこわすと、二次的に細菌感染がおこることがあります。かゆみと二次的細菌感染を防止するために、外用薬を塗布します。
予防接種で防ぐことができます。
水痘ウイルスによる全身感染症です。症状は、微熱と、全身の皮膚や粘膜の水疱です。水疱は頭皮や口の中にもでき、痛くて食事ができなくなることもあります。水疱は自然につぶれ、数日でかさぶたになり治癒します。かさぶたになった部分は後まで皮膚に跡が残ります。
水疱は痛みはあまりありませんが、むしろかゆみが強く、かきこわすと、二次的に細菌感染がおこることがあります。かゆみと二次的細菌感染を防止するために、外用薬を塗布します。
予防接種で防ぐことができます。
麻疹ウイルスによる重い感染症です。
症状は前後2期に分けられます。1期(前期)は、カゼ症候群によく似ており、咳と鼻水、結膜炎と中程度(38度くらい)の発熱がおこります。3~4日でいったん熱は少し下がりますが、その後急速に高熱となり(II期・後期)、同時に赤く細かい発疹が全身に広がります。 高熱と全身倦怠感のためにぐったりします。また光をまぶしがるのも麻疹の特徴の一つです。ウイルス感染が肺に及ぶと、呼吸困難のために命にかかわることもあります。数日高熱が続いて後に解熱しますが、発疹は癒合し、治った後に色素沈着を残します。
予防接種で予防できますので、必ず予防接種を済ませましょう。
伝染性軟属腫(なんぞくしゅ)と呼ばれ、伝染性軟属腫ウイルスが皮膚に感染することによって起こります。
最初は、けしつぶ大の、やや赤い皮膚の盛り上がりですが、しだいに大きくなり、直径数ミリの円筒状の盛り上がった丘疹になります。丘疹の頂上は少しくぼんでいます。
掻痒感があり、掻き壊すと出血し、それが他の皮膚や他人の皮膚につくと、そこにあらたな感染がおこります。
円筒状の皮疹を強く圧迫すると内部からウイルスの多数入った白い粥状の分泌物がでます。
マイコプラズマという種類の細菌による肺炎。
その他の細菌による肺炎と異なり、ぐったり・だるさ(全身倦怠感)や高熱はなく、咳がなかなか取れないことから疑われることが多く、英語ではウォーキングニューモニア(患者が歩き回れる肺炎)と言われます。
レントゲンをとると特徴的な異常陰影が認められます。かぜが長引き咳がなかなか取れないときには、マイコプラズマ肺炎を疑います。通常の抗生物質は効果がなく、マクロライド系ないしはテトラサイクリン系と呼ばれる抗生物質で治療を行います。