私たちが「リセエンヌ」や「マドモアゼル」に憧れたのはずいぶん昔のことで
今の興味は、パリの子どもや家族の様子。
自分の子どもたちがすっかり大きくなった今は、「次は孫だね?」なんて
冗談を言いながら、オシャレなパリの親子をたくさん見てきました。
パリで子育てをした知人には、フランスの親子の在り方の
興味深い話もうかがいました。
パリは観光地ですが、そこに普通に暮らす子どもたちをたくさん見かけました。
ルーブル美術館の中庭では、
たくさんの家族連れが腰をおろしてくつろいでいて
そのまわりで楽しそうに子どもたちが遊んでいます。
日差しが強いせいか、サングラスの子どもも多いです。
それにしても、パリの親子は本当にオシャレ。
当たり前にそう思っていたけど、どこがちがうんだろう?
金髪やブロンズの髪の色? ファッションセンス??
それも、確かにそうだけど…
この旅ですこし分かったことは
パリの親には、子どもに媚びないライフスタイルの
スマートさがあるようです。
モンマルトルに行ったとき、近くに保育園があり、
お迎えの子ども連れとたくさんすれ違いました。
パリに住む知人に話を聞くと、お迎えは親ではなく
ベビーシッターさんが行く場合が多く、
親は自分の予定を優先しているようです。
とはいえ、お父さんのお迎えも多くみかけ、必ずといっていいほど肩車!
絵になる親子ばかりでした。
パリで長く暮らす知人に聞いたこぼれ話ですが、
「フランスでは子どもは犬と一緒」と聞いて、驚く私たち。
親のライフスタイルを優先させるため
親の外食(ディナー)やパーティにはけして子どもを連れて行かないそう。
(日本のレストランでは騒ぐ子どもを時々みかけるので、耳が痛い)
家でのパーティでも、ベビーシッターを雇い、
しっかりと部屋に閉じ込めておくとか。。。
でも不思議と、中学生くらいになると突然自立して
すっかり大人のようになってしまうそうです。
もちろん、そういう親の関わりは、子どもへの愛情がないわけではなく、
いつもは愛情たっぷりだけど、個人を大切にしているからこそ。
それを自然と子どもも学んでいくのですね。
「犬と一緒」で笑ったのは、パリの犬はとてもしつけがいい!のです。
町中でもリードをつけている犬を見かけません。
リードなしで、しっかりと飼い主とつかず離れず散歩を楽しんでいます。
カフェやレストランの中でも同様です。
立ち寄ったカフェで、隣の席からブルドッグが顔を出したときは驚きました。
素晴らしいソー公園
パリ郊外のソー公園は、ベルサイユ宮殿の庭園やチュイルリー公園などを
手がけた造園家・ルノートルの設計。
郊外といっても電車で20分くらいですから、
パリ近くにこんな広大な素晴らしい公園があるなんて…とびっくり。
お天気にも恵まれ、最高の気持ちよさでした。
その近くのアントニーという町に知人が住んでいて、おじゃますることに。
たまたまアントニーでは、ワイン&チーズ祭りの市が出ていて、
そこで買ったワインやチーズをお土産にしました。
パリの暮らしは、のどかでいいな~
パリの看板はオシャレ!
町には日本のように広告があふれていません。
所々にある看板もモダンでオシャレです。
絵本とも共通するようなビジュアルが目につきました。
海外の絵本にはデザイナー出身の作家が多いこともうなずけます。
日本でも有名なエリック・カールやレオ・レオニもそうですね。
私たちもそんなデザイン性の高い絵本を作っていきたいと思っています。
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