特徴的な症状

食事中のアレルゲンや、冷たい空気などの物理的刺激などさまざまな原因によって、皮膚の血管の透過性が増し、血液成分が皮膚内にでるために、激しいかゆみと、赤く盛り上がった発疹ができるものです
。顔などの皮膚の下の組織が柔らかなところでは皮膚全体がむくむことがあります。(クインケの浮腫という名前で呼ばれています。)じんましんがでているときに、皮膚を爪などで引っ掻くと、引っ掻いた後にもじんましんがでてくることが知られています。抗ヒスタミン剤の内服で治療します。

受診のタイミング

家で経過をみましょう。顔がむくむ、咳が出るなどの症状が現れた場合は、全身症状につながる可能性があるので、なるべく早く医療機関へ。

ホームケア

活動度 外出、登園して差し支えない。
食事 食べたあとじんましんが出たときは、食物が原因であることを疑い、食べたものをメモしておく。自己判断で除去食は行わず、必ず医師に相談する。
医師に処方された薬を正しく服用する。
入浴 お風呂にいれてもかまわない。暖まるとじんましんが悪化する場合はシャワーのみ。