皮膚真菌感染症(カンジダ、白癬菌感染症)
特徴的な症状
皮膚に真菌(かび)の一種であるカンジダ菌や白癬菌が繁殖するものです。
カンジダによる皮膚炎はおむつかぶれと見分けのつきにくい、湿疹状の発疹です。また、乳児では頬の内側などの口の中の粘膜にミルクのかすのような白い粘膜疹のできる鵞口創(がこうそう)を起こします。
白癬菌は、皮膚だけでなく頭髪や爪にも感染します。足の指の間の皮がむけて、じくじくしてかゆい水虫も白癬菌による真菌感染症のひとつです。
抗真菌剤の入った軟膏やクリームの塗布を行いますが、内服も必要なことがあります。
受診のタイミング
おむつかぶれと区別し、薬を処方する必要があるので、診療時間に医療機関へ。
ホームケア
活動度 | 外出、登園して差し支えない。 |
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食事 | 普通どおりの食生活でよい。 |
薬 | おむつかぶれの軟膏(ステロイド入り)を塗るとかえって悪化するので、自己判断せず、医師の指示に従って処方された薬を正しく塗布する。 |
入浴 | お風呂にいれて皮膚を生活に保つことが大切。 |