- ●体重増加は適度に
- ●ママと赤ちゃんのからだをつくる食事
- ●リラックスタイムづくり
- ●パートナーとの時間を大切に
- ●これまでと同じで大丈夫? Q&A
リラックスタイムづくり
お産に向けて高まる緊張は上手にほぐしたいもの。
リラックスの仕方は十人十色です。あなたに合った方法を探してみませんか。
心もほぐすマッサージ
肌をやさしくなでる「マッサージ」はリラックス効果抜群。マッサージすることで、がんばっているときや緊張したときに活発になる「交感神経」から、眠っているときやリラックスしているときに働く「副交感神経」に切り替わります。
リラックスできると、不安や憂うつなどのマイナスな気分がやわらぎ、明るい気持ちになります。心身の力がほどよく抜け、ストレスが解消されるのです。
また、筋肉をやわらかくし、血液やリンパの流れをよくするマッサージは、肩こりや腰痛の改善、むくみの解消にもつながります。
自分で行うセルフマッサージも効果がありますが、パートナーとマッサージしあうと効果アップ。さらに大きな安心感を得られます。
自分で行うセルフマッサージも効果がありますが、パートナーとマッサージしあうと効果アップ。さらに大きな安心感を得られます。自分で行うセルフマッサージも効果がありますが、パートナーとマッサージしあうと効果アップ。さらに大きな安心感を得られます。
オイルは皮膚への浸透が早く、肌を強く、なめらかにします。マッサージに使うオイルは、食用の油ではなく、肌のトリートメント用のものを使いましょう。100%天然の植物オイルがおすすめ。「マタニティ用」の精油(90ページ参照)がブレンドされた商品もあります。
オイルを手にとる。
両手で包むようにして温めてから、
やさしくなでましょう。
妊婦さんはうつぶせにはなれないので、イスにまたがった姿勢で行います。お風呂上りなど、からだが温まっているときにすると、より効果的です。
背骨の両脇に手を当て、
手のひらで下から上にマッサージ
下から上、中心から
外側に向かってマッサージ
傷みのあるところを親指や
手のひらでやや強めにマッサージ
内ももには、「肝経」「腎経」「脾経」という3つの経絡(リンパの通り道)があり、そこを温めてリンパの
流れをよくすることで、子宮がやわらかくなり、赤ちゃんの居心地がよくなります。
むくみの解消にはふくらはぎマッサージがおすすめ。マッサージを始める前に、ひざの裏をもみほぐしておくと、リンパの流れがよくなります。ふくらはぎの内側には「三陰交」というツボがあり、冷えのツボ、女性のツボといわれています。三陰交は夏でも冷やさないように、ソックスでカバーしましょう。
足の裏をマッサージすると、全身の血流がよくなり、ポカポカと温かくなります。立ち仕が多い人や、ウォーキング後に足がだるくなる人におすすめです。これはオイルを使わずに行いましょう。